古川佐和子
1997年より
笑顔のパイオニア福田純子氏に師事
取得資格
国家資格公認心理師
国家精神保健福祉士
国家資格 キャリアカウンセラー技能士2級
生い立ち
次こそは男の子!との期待の中で生まれた三姉妹の三女。福岡県生まれ。
生まれた瞬間「あーまた,女」と周りの落胆を姉達は幼心に覚えていたそうです。
元気に育てばよかったのですが、生まれながらの心臓の疾患で4歳の時に大手術。
なんとか一命を取り留め多くの方々の支援を受けて、私の今があります。
2人の姉は身体が弱く運動する事もままならない私の状態を見るにつけ、「あんたは生きてるだけでよかと!生きてるのが奇跡たい」とよく言ってくれてました。
私の長期入院で母は付き添ってくれましたが、その時期、姉達も母不在の寂しい時期を乗り越えくれました。
手術は乗り越えましたが、身体はいつも怠く、健康ってどんな感じ?
何のために生きてるの?
幼いながらにいつも自問自答していました。
虚弱ながら、その後大病することもなく過ごす中、大きな人生の転機が20代半ばに訪れます。
その答えが見つかったのは笑顔のパイオニア福田純子氏に師事して、アナウンス業、セミナー講師として活動するようになってからです。
笑顔とは無縁の生き方をしてきた私には、笑顔が自然に出るようになるまでには、かなりの時間がかかりました。
しかし、笑顔を意識するようになると、不思議といつも怠かった体は少しずつ軽くなり、心までも癒されました。
自分の人生の景色に色がついてきたのを感じました。今では、笑顔がもたらす科学的効用が広がっていますが、私は自らの体験を通して実感することができました。
患者という漢字の"患"は"串刺しの心"と書きます。幼い頃から、串が刺さったままで成長していたようです。
アナウンス業、セミナー講師と活動すると同時に専門学校の講師として、キャリア教育の授業を持ち、挨拶の仕方、礼儀、一般知識等、社会人基礎力をワークする中で、しっかり身につけてもらう、正直自由奔放で多感な時期の若者に未知の世界を教えるのは大変でした。
社会人対象のセミナーとは別世界です。二年間しっかり彼らと向き合い逃げ場がない環境の中、幾度となく講師を辞めようと思いました。
しかし、ここで私の心の声がささやきます。
「生きるとは?生かされてるとは?」
それから私のやる気スイッチのパワーモードが、カチッと入りまた。自分でも驚く程の探究心が一気に開花しました。
心理学、脳科学、NLP、手相、運勢学、カラーセラピー等・・・
より人間を深く理解できるようになりたい、根本からわかりたいと言う気持ちがさらに強くなりました。
その間科学的なものから、非科学的なものまで学び、途中めげそうな時は、生かしてもらった皆様への恩返しの気持ちを思い出して進みました。
学生と話しているといろんな声が聞こえてきます。
もちろん講師の評判も・・・ 専門学校にはたくさんの"その道のプロ"が教えにいらっしゃいますが、その道のプロが"教えるプロとは限らない"と感じる事も多いのも事実です。
会社も同じではないでしょうか?
社長、上司になったから部下を育てるプロとは言えません。
だからこそ、社員育成のセミナーはとても重要だと私は思います。
各方面で学んだ事、セミナーで学んだ事が、授業でも多いに活かれ、学生の授業への取り組み方が目に見えて上がりました。振り返ってみれば、学生が私を成長させてくれた先生でした。
今でも多くの卒業生との交流があり、楽しい時間を過ごさせて頂いています。その度に、生きててよかった、生かされて良かったと、今までご縁があった方々に心から感謝しています。
10年程前から、精神保健学の必要性を感じ心と環境を整える活動にも力を入れています。
講師としての私のモットーは、「明るく、シンプルにわかりやすく、即実践できる事から」です。
人生はいろんな学びが押し寄せてきます。
時には、心に串が刺さる時も、、少しでも生きづらさを生きやすさへと、働きづらさを働きやすさへと、、
最後になりましたが、私と"ご縁"があった皆様の人生の景色の彩りが、暖かいものになるようにお手伝い出来れば幸いです。